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nano・universe Recommend Style 2018SS / vol.6

2018.05.02

いつでも、どこでも、ニットジャケットが万能です

ニットジャケット / nano・universe
シルクカシミアVネックニット / nano・universe

かつてはバス毛芯を使った構築的なフォルムのジャケットこそが最高級といわれてきましたが、近年は見た目はしっかりテーラード、着心地はカジュアル服というアンコンストラクションの軽~いジャケットが好まれるようになりました。その最新型は、なんといってもニットジャケットではないでしょうか。手編みでしかできなかったニットの編み方を機械で大量に生産できるようになったり、ワッフル状の新しいニット地が誕生するなど編み立ての技術開発が進んだこともその一因かもしれません。

シワになりにくく、動きやすく、ノンストレスなニットジャケットを愛用する人はクリエイティブな職業に多く、ナノ・ユニバースのメンズディレクターを務める戸賀敬城さんもその一人。この日もご自身が手がけるナノ・ライブラリーのニットジャケットを着ていらっしゃいます。今日のようなデニムスタイルにニットジャケットを羽織る着方なら、仲間内の企画会議や気軽な打ち合わせもOKですので。ちなみに、インに着ているのはTシャツではなく、素肌にシルクカシミヤのVネックニット。ここらへんがリッチな大人の差の付けどころです。

そういえば戸賀さんは以前、「リッチな大人は白を着る」と仰っていましたが、この日のニットジャケットも白。伊ボノット社のワッフルニットは、やわらかな着心地に加えて通気性に優れていて、コットンベースにポリエステルを混紡しているので上品な光沢があります。スポーティなカジュアルスタイルから、タイドアップしてドレスアップもできる一着なんです。ちなみにボノット社はかの一流生地&既製服ブランド、ゼニア社のグループ会社。ゆえに、優れた品質は折り紙付きです。

シワにならないのでクルマの運転も着たままでOK。ゴルフ好きの戸賀さんには、もってこいなのはいうまでもありません。それに、このテの薄軽ジャケットはモード系のデザイナーズブランドだと細身すぎてチャラく見えてしまうものもあるのですが、ニットジャケットならそんな心配も無用です。それに、品よく見えてギラギラしていないので、女子ウケもとてもいいんです。高級ブティックやラグジュアリーホテルのラウンジ、星付きレストランでも雰囲気をこわしませんし、近所のカフェや馴染みのバーでも気軽に振る舞えるニットジャケットは、現代の万能ジャケットといえるでしょう。


カラーバリエーションは戸賀さん渾身の2色のみ

ニットジャケット / nano・universe

カラーバリエーションはホワイトとネイビーの2色を展開。2色しか用意されていないのには、戸賀さんのこだわりだそうです。「他の色も候補にあったのですが、たとえばブラックはこの季節に着るには少々重い印象だったのでやめました。ベージュやカーキもウールだったらまた違うと思うんですが、コットンベースのニットだと雰囲気がいまひとつ高級感がでないというか。白は夏らしくて涼しげですし、ほんのり光沢感があるので上品さもあってイイ感じだったのと、男の定番色であるネイビーならデニムと合わせても違和感ないですし、着回しもしやすいので手持ちのアイテムと自由に組み合わせることが出来ると思ったので採用しました。インはカットソーやニットでもいいですし、タイドアップもできます。ニットジャケットって、もっといろいろなシーンで着られるジャケットだと思うんです」。


ニットジャケットの短所も改善しました

このニットジャケット、普段戸賀さんがニットジャケットに抱いている不満を解消した、こだわりの一着でもあるのだそうです。

「とくにカーディガンのような一枚もののニットジャケットに多いのですが、何度か着ているとニットジャケットって型くずれしてきますよね。僕はジャケットの袖をまくる癖があるんですが、ワンシーズン着たら、ニットジャケットはもうダメですね。そこでナノ・ユニバースでは、ニットジャケットに滑りのよい生地で袖裏を付けてもらいました。滑りのよい裏地があると直接ダメージをウケないので、型崩れしにくくなるんです。ニットの着心地と気楽さはそのままに、テーラードジャケットの品格を備えていますので、仕事にも遊びにも着ていける一着に仕上がったと思います」

そう言いながら、ジャケットの袖をさりげなくとまくった戸賀さん。ゴルフ焼けした褐色の腕に、お気に入りの時計が覗きます。なるほどリッチな大人の魅力を薫らせるのに、袖裏付きのニットジャケットが相応しい理由は、ここにあるんですね。



Producer : 大和一彦 / Photographer : 鈴木泰之 / Writer : 池田保行 (ゼロヨン) / Designer : 中野慎一郎

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