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FEATURE

トガオシ。vol.1

2017.11.10

Producer : 大和一彦 / Photographer : 岡田ナツ子 /
Writer : 池田保行 (ゼロヨン) / Designer : 中野慎一郎

雑誌メンズクラブの前編集長で、現在は様々なメディア、有名ブランドでアンバサダーやディレクターとして活躍している戸賀敬城さん。業界でも有名なファッショニスタであると同時に、老舗メンズ誌の売上を倍増させた有能な編集者でありビジネスマンでもあります。

誰もが認める「デキる男」が、プライベートで愛用するブランドやアイテムをご紹介する本企画「トガオシ。」は、文字通り戸賀さんがイチオシのモノを紹介します。早速の第一回、いまイチオシの品をご紹介してもらうために、ジム帰りの戸賀さんを直撃しました。


“デキる男”はジムに行くときのスタイルに表れます。

戸賀さん、お疲れさまです ! さっそく今日もキマってますね !

「秋も深まってきたし、暖かい季節ならTシャツ&短パンで帰るんですが、シャワーを浴びてきたので駐車場まで冷えないように一枚は羽織モノがあると便利ですよね。このテのミリタリージャケットは大人の羽織モノとして便利。でも今日のトガオシ。はこっちなんです」。

と言って、ジャケットのポケットに突っ込んでいた左手を取り出しました。
おおっ、これは !


タグ・ホイヤーのモナコが好きすぎて、
ついに個人別注!?

戸賀氏が別注をしたモナコ

左腕にキラリと輝くのはタグ・ホイヤーのモナコ。ネイビーフェイスがスタンダードなモデルですが、カーキカラーとは珍しい。

「じつはコレ日本限定のモナコなんです。僕がタグ・ホイヤーにお願いして実現したモデルなんですよ」。

個人でモナコを6本 ( ! ) 所有するという戸賀さんが、この時計に惚れ込んだのは、編集者になる以前のこと。

「なにかの雑誌で見たんだと思うんですが、スティーブ・マックィーンが愛用していた時計です。スティーブ・マックィーンといえば自身もカーレーサーだった名優。映画『栄光のル・マン』ではポルシェを駆ってフェラーリと闘います。僕もポルシェが大好きなんで、マックィーンには思い入れがあるんです。で、その彼が着用していた時計だと知ってから、ずっと憧れていました」。

編集長時代のメンズクラブでもモナコをフィーチャー。ミラノコレクションの会場でフロントローに座る海外メディアのジャーナリストの多くが、モナコを着用しているのを目にしたことから「日本人にもモナコを ! 」と、自らエバンジェリストとして名乗りを上げたのでした。その結果はご存じのとおり、日本でもモナコは大人気モデルに。その実績を買われたのでしょう、本人「ダメもとで」本国社長に直談判したところ、これが即返でOKとなって今秋日本限定のカーキモナコが実現しました。

「このモナコはキャリバーは11ですがリューズが左についているモデルの復刻版。なぜカーキかというとですね、じつは時計好きが認める名品時計には、差し色としてグリーンが使われていることが多いんです。ドレスウォッチをカジュアル化するのに流行っていたNATOストラップもカーキが一番人気だし、それならネイビーが定番色のモナコがカーキだったら面白いんじゃないかと思って」。

ベルトはパンチングのレザーに変更、しかもベルト裏側は、フェイスでもポイントカラーに使われている赤色に染められているなど、どこにも戸賀さんの名前は入っていませんが、細かいところまで戸賀さんの「こだわり」が詰め込まれています。このモナコ、9月下旬に日本国内限定100本発売されました。そのうち1本は戸賀さんがご愛用されていますが、もうすでに品薄なんだとか。


ジム帰り、人に会っても怯まない
ラグジュアリーなトートバッグ

▲ 戸賀氏が個人オーダーしたジミー チュウ / トートバック

「もう一点、ご紹介したいのは、このバッグです」

と戸賀さんが取出したのは、ジミー チュウのトートバッグ「ピムリコ」。アイコニックなスタースタッズが散りばめられていますが、このパイソンレザーは珍しいのでは ?

「昨年、ジミー チュウのブランド創立20周年を記念して、日本限定で展開されていたスペシャルサービスのメイド・トゥ・オーダーで手に入れました。クロコはさすがに無理だったけど、パイソンならカジュアルにも持てるし。スタッズも3種類を使ってるんです」。

残念ながらメイド・トゥ・オーダーは昨年末までの期間限定でしたが、定番のトートバッグは、毎シーズン様々なデザインで登場しています。選びの幅はかなり広いので、お気に入りも見つかるはず。

「じつは普段、トートバッグってあまり持たないんです。でもジムに行くときって、起き抜けに髪もボサボサで、ラフな格好が多いじゃないですか。クルマで行って駐車場に停めて、ジムまでほんの数分歩く間に、知人に会うことも少なくないんです (笑) 。シンプルなスタイルでもコレ持ってたらラグジュアリーなアクセントになるし」。

Tシャツ&短パンに一枚羽織ったラフなスタイルでも、スタッズ付きエキゾチックレザーのトートを持っていたらワンマイルウェアもよそ行きのスタイルに。トレーニングウェアとシューズを放り込んだら、愛車のポルシェでジムまで数分のドライブする際も、助手席にロックなトートバッグがじつに似合います。

「時計や鞄って、持ち主の人と成りがすごく出ますよね。大人の男って、仕事のときはきちんとしていても、休日のカジュアルには無頓着な人がいます。週末のゴルフやホームパーティに、どんな時計をしてくるか、どんな鞄を持ってくるかってその人のパーソナリティを表すと思うんです。これ見よがしな高級ドレスウォッチをしてくるのも場違いですし、いい大人がチープな時計というのもいかがなものか、と。そういうときにタグ・ホイヤーのモナコやジミー・チュウのピムリコはちょうどいいと思うんです。仕事のときだけでなく、休日も押さえるところはしっかり押さえてこそ。デキる男はそうでなくちゃいけないしそうあるべきだと、自戒の念も込めて時計と鞄は選んでいます」。

戸賀 敬城 さん

1967年、東京生まれ。編集者。ハースト・メンズ・メディア・ブランド・アンバサダー。その他、多くのメディアや、ファッション、車、時計、ビューティー用品など、様々な有名ブランドのディレクターやアンバサダーを兼任している。 学生時代からBegin編集部(世界文化社)でアルバイト、大学卒業後にそのまま配属となる。1994年Men’s Ex(世界文化社)の創刊スタッフ、2002年Men’s Ex編集長に。2005年時計Begin(世界文化社)編集長、及びメルセデスマガジン編集長兼任。2006年UOMO(集英社)エディトリアル・ディレクター就任。10代目MEN'S CLUB編集長。エスクァイアBBB日本創刊編集長。レクサスマガジン「ビヨンド」元編集長(ハースト婦人画報社)

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