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FEATURE

Maria Santangelo STYLING / 2017AW vol.1

2017.08.04

Producer : 大和一彦 / Styling & Direction : 四方章敬 / Photographer : 川田有二 (Riverta) / Hair&Make : 勝間亮平 (masculine) / Writer : 池田保行 (ゼロヨン) / Designer : 中野慎一郎 / Model : OOTO (BRAVO)

クラシックからモダンまで
多彩なニーズに対応するシャツ

「着崩し」どころか「着流し」なるスタイルが主流の今、スーツにTシャツを合わせる人も少なくありません。しかし海外のファッショントレンドではスーツを着る人が戻ってきており「クラシック回帰」がキーワード。今秋は、いよいよタイドアップしたドレススタイルが本格化しそうです。このドレスアップ傾向は春先頃から囁かれていて、早い人はドレスシャツを用意し始めています。とくに衿羽根の開き角度が狭くなったレギュラーカラーや、ピンホールカラーなど、衿元をタイトに引き締めるスタイリングができるシャツが人気です。

そんな新たなシャツの流行を牽引しているのが、ナポリのカミチェリア「マリア・サンタンジェロ」。1953年にマリア・サンタンジェロ氏が、祖母が仕立てるシャツを工房化。自身の名を冠した手仕事のシャツをブランドとして立ち上げるとその評判が知れ渡り、高級メゾンのOEMを請け負ったり、オーダーシャツを誂えるなど、次第に工房を拡大してゆきます。けっして大規模ではありませんが、いまでは30名ほどの職人を抱え、マリア氏の息子や家族がしっかりと工房を支えています。

この「マリア・サンタンジェロ」、シャツが低迷する昨今も変わらず人気は衰えず、多くのシャツブランドが売上を落とすなかゆっくりと右肩上がりで成長してきました。リピーターが多く、一度袖を通すと、次のシーズンは2枚、その次は3枚と、やがてダースで注文するようになる顧客も少なくありません。何故、こんなにも支持されるのか? その理由はハンドメイドのシャツを引き継ぐ繊細な裁断と縫製と、そこから生み出される柔らかな着心地、そして時代に合った豊富な衿型のバリエーションを持っているからです。

いまどきのスーツに合わせるなら、今季イチオシの衿型はレギュラーカラーの「マッテオ」。レギュラーとは言え、衿羽根の角度は昔ながらの狭角ではなくセミワイドより気持ち狭めという、機微の分かる洒落者に相応しいものです。カラーステーを使わない衿羽根はふんわりとロールして優雅な表情。カラークリップを使うこともできるので、衿もとをキュッとタイトに着こなせば、これまでとは雰囲気の衿もとが作り出せます。今どきのスーツにあわせれば、ご覧のとおり、洒脱な雰囲気が漂います。


正統派のドレススタイルには
セミワイドカラーを

ネイビーストライプのスーツに、白シャツ&ペイズリータイという英国調のドレッシーなスーツスタイル。ワイドカラーの衿型「マルコ」なら、クラシックな雰囲気も高まります。シャツのボディはフロントボタン位置をひと工夫した「エンツォ」にスーパースリムフィットをくみあわせたもの。細身の方でも身頃の生地が余らず余計なたるみジワがでないので、Vゾーンがスッキリして見えます。ネイビースーツと白シャツという、非常に基本的な合わせ方には、タイで個性を表現します。いまならさしずめクラシックなペイズリーを大柄にしたこんな色柄が気分でしょうか。白いポケットチーフもエレガンスを誘うキーアイテムになっています。


多彩な色柄と素材で、コーデも自由自在

生地の素材や色柄が豊富に用意されているのも「マリア・サンタンジェロ」の人気の理由のひとつです。たとえばこちらはポプリンのベージュカラー。ブラックスーツの品格はそのままですが、艶っぽかったり夜っぽかったりならないように着こなすのに適しています。衿型はタイドアップが似合うセミワイドの「マルコ」。Vゾーンにシワが寄らず、すっきり美しく着こなせるのは「エンツォ」スーパースリムフィットならでは。ポケットチーフに黒を使うことで、よりVゾーンに注目が集まるコーディネートとなっています。


羽織るように着るネルシャツもラインナップ

タイドアップがキマる「マリア・サンタンジェロ」のシャツですが、じつはカジュアルに羽織れるネルシャツもラインナップしています。コチラの素材は、昨年も大人気となったトーマスメイソンのカシミヤ混コットンネル。今季は写真のグレーのほかにオフホワイトとネイビーで展開しています。白Tにさらりと羽織るように着たら裾はアウトにしてリラックス感あふれるカジュアルなスタイル。着丈が程よく短めだからこそできる着こなし方です。羽織りもののシャツイチ姿も、どこか上品なのはシルエットの美しさからくるのでしょう。もちろん裾をインしてタイドアップも可能です。


胸元が開きすぎないボタン位置の設定

インに白いドレスシャツを着れば、レザージャケットにもドレス感漂うコーディネートが可能です。カジュアルとドレスの対極をミックスさせるこの組み合わせは、パリやミラノのコレクションでも提案されるモダンスタイル。レザーを手軽にドレスアップできるテクニックとして覚えておきたいコーディネートです。「マリア・サンタンジェロ」のこちらは表前立て仕様にショートポイントボタンダウンの衿型「BB」。素材はロイヤルオックスフォードです。第3ボタンまでの間隔を絶妙に狭く設定している「エンツォ」モデルは、襟もとが開きすぎず、ノータイでボタンを開けても胸元がはだけず上品な印象をキープできます。タイドアップする替わりに、首元にスカーフを結べば簡単にドレスな気分が増すことでしょう。


ITEM/

  • Maria Santangelo

    ¥27,000

    【2 color】

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  • TAGLIATORE

    ¥124,200

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  • SIMONNOT-GODARD

    ¥6,480

    【3 color】

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  • ELIZABETH PARKER

    ¥5,940

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  • Enzo Bonafe

    ¥112,320

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  • Maria Santangelo

    ¥27,000

    【2 color】

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  • Sartorio

    ¥249,480

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  • CARLO RIVA

    ¥9,180

    【6 color】

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  • Maria Santangelo

    ¥27,000

    【3 color】

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  • B.R.SHOP

    ¥118,800

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  • MUNGAI

    ¥3,240

    【2 color】

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  • ELIZABETH PARKER

    ¥5,940

    【3 color】

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  • Maria Santangelo

    ¥34,560

    【3 color】

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  • Cruciani

    ¥23,760

    【3 color】

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  • PT01

    ¥39,960

    【2 color】

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  • Maria Santangelo

    ¥27,000

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  • EMMETI

    ¥125,280

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  • Kinloch

    ¥29,160

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FEATURE/

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